1位指名はタニノアーバンシー - 2015.07.29
本POG部からは指名する人が現れませんでした。
1位指名はタニノアーバンシー(牝)!!!
【基本情報】
父:シーザスターズ 母:ウオッカ 母父:タニノギムレット
兄弟:ケースバイケース、ボラーレ
厩舎:角居勝彦厩舎 (栗東) 生産:Yuzo Tanimizu 馬主:谷水雄三氏
過去、当ブログでは「1位指名はウオッカの2013」として触れたことがありますね。
その時の切り口では
凱旋門賞馬の祖母アーバンシー、その仔、伯父ガリレオ、父シーザスターズ
さらにその父たち、サドラーズウェルズ、ケープクロスにさかのぼっても
日本での活躍馬がいないので、日本向きではないのではないか?
母ウオッカも血統的には雑草で、大きなあたりを出す確率は非常に低い。
日本向け×当たりが出る確率はかな~り低いのではないか。と言う内容でした。
ただ、名牝の仔に名馬というのは何回も見てきました。
コンスタントに良い馬を出す母もいれば、突然良い馬を出す母もいる。
今回は後者の「突然良い馬を出す母」に触れ、
ウオッカの仔はいつがPOG的指名チャンスなのか?を考えて見ます。
最近の母が活躍、仔が突然活躍と言うバターンで思いつくのは
シーザリオ、エピファネイア親子です。
この親、なかなか当たりが出ませんでしたが、
実はエピファネイアが4戦目で負けるまで、
シーザリオの子供は無敗でした。
兄トゥエルフスナイトは1戦1勝で引退。
姉ヴィオラは未出走ですからね。
当POG部ではエピファネイアを指名する人は誰もいませんでした。
兄、姉の2頭は体が弱かったことが原因でまともに競争生活を
送ることが出来ませんでしたが、丈夫になったところで一気にいい子供を出しました。
体質面からウオッカの子供を見ますと、どの仔もデカイ!
ボラーレが580kg、ケースバイケースが484kg、タニノアーバンシーがPOG本の情報では524kgとあります。
このデカさがもっとコンパクトにぎゅっと凝縮されてきたときに走る仔が出る!
あると思います!!
加えてトゥエルフスナイト、ヴィオラ、父はキングカメハメハでしたが、
シンボリクリスエスに変えての、いきなりのヒット!
ウオッカもずっとシーザスターズをつけてますが、
来年1年空いて、4番目の仔は父フランケルだそうです。
ここで飛びつきたくなってしまいそうですが・・・
フランケルの父はガリレオ、母の父ディンヒルも
海外での実績と比較して日本で出す産駆は小粒な感じがありますね。。。
父がフランケルになっても日本の芝との相性という面では改善しないのかもしれません。
5番目の仔の父が誰なのかわかりませんが、
このガリレオ、シーザスターズ、フランケルのアーバンシー一族から離れて、
さらに馬体がぎゅっとまとまってきた時がウオッカの仔の指名チャンスなのかもしれません。