【GⅡ】京王杯２歳ステークス - 2015.11.04
出走メンバーを見渡して最初に思ったことは、ＧⅡにも関わらずＧⅢのファンタジーＳより層が厚くないような気がします。地味な面子が集まりました。ここを快勝して先につなぐ馬がいるか見ていきます。
まず困ったことに、今まで自分のつけた点数を元に予想をしてきたのですが、出走馬の中で点数がついている馬がコマノドリームとオデュセウスの55点しかいません。点数はタイム、上がり、気になる馬はレース映像までみてつけていますが、この京王杯２歳ステークスには気になる馬がいませんｗ
あえてあげるなら
・すずらん賞勝ち馬オデュッセウス、
・現在１位のこ～のさん９位指名シャドウアプローチ、
・9/21中山1200ｍを勝って来たトップライセンス、
・10/18東京1400ｍを勝って来たフジマサアクトレス、
・10/17東京1400ｍ勝ち馬、山野辺４位指名モーゼス、
・函館２歳Ｓ３着ヒルダ
・10/12京都1400ｍ勝ち馬、ボールライトニング
２勝馬でも・カンナＳ勝ち馬ボーダレスはすずらん賞でオデュッセウスに負けてますし、そのオデュッセウスも強いとは思ってないので消しでいいでしょう。函館２歳Ｓ３着ヒルダはそのカンナＳでボーダレスに負けてますが、ゲートで立ち遅れて、後方から。最後の追い込みはよく４着まで上がってきたと、ほめたくなるものでしたので、東京だったら逆転可能と見ます。
オデュッセウス
新馬勝ちの時につけた点数が55点。タイムも上がりも悪く低い点数をつけましたが函館２歳で3着ヒルダから1.2ｓ差の１４着。その後なぜかすずらん賞を勝ってしまいますが、そもそも１４着の馬が1番人気の低レベルメンツ。だからといってここで通じないかと言うと・・・ 悩ましいところですが評価は低いです。他に魅力的なのもいますし、切りでいいでしょう。
シャドウアプローチ
３戦消化して上がり最速２回、２位１回と安定して末脚を繰り出していますが、一番早い上がりでも34.8。東京の早い馬場に対応できるかは疑問が残ります。新馬戦で0.1ｓ差オデュッセウスに負けているのも印象悪いです。
トップライセンス
中山1200ｍでデビュー。タイムは1：10.7で良くはないものの、上がり34.4ｓは中山では合格点。前評判も高く新馬戦でのオッズは1.5倍でした。相手が楽なここでは勝機ありですね。
ヒルダ
函館２歳ｓで１０番人気ながらも△に抜擢。見事３着に入ってくれました。前走はスタートダッシュつかず後方から進めるも、直線伸びて4着。 直線が長くなるのはプラスでしょう。ただ、切ったボーダレスや評価が低いオデュッセウスとそう変わるものだとは思っていません。
フジマサアクトレス
10/18東京1200ｍで勝ち上がり。タイム、は1：23.0でレコード+1.9ｓ、上がり33.8ｓはこの日の東京では速い方に分類されます。1000ｍ通過が60.1ｓ。フジマサアクトレスは600ｍ過ぎくらいまで鞍上の田中勝春騎手が手綱を引っ張りぱなし、折り合いがついていたらもっと差をつけて勝っていたでしょう。（まぁ、折り合いがつかないから1200ｍデビューなのかもしれませんが・・・） 折り合えばここでは力上位と見ます。
モーゼス
タイムは1：23.1、上がりは34.6ｓ。フジマサアクトレスと比べると少し見劣りますが、馬場状態が悪く、1000ｍ通過は59.8ｓで２番手のかなり離れた外を進んでいるので、相当タフなレース展開をしています。フジマサアクトレスと甲乙つけがたいですね。 先行できる分あてにしやすいタイプですが、ちょこっと差されることも多そうです。全兄にカレンブラックヒル。
ボールライトニング
数字だけ見てレース映像を見なければ拾えないところでした。デビュー戦の着差は1・1/2馬身ですが、ほとんど追うところなく直線で外に出されるだけで前をあっさり差し切ってます。着差をつける気で４コーナー終わりからしっかり追い出したら軽く５馬身差は着いていたでしょう。上がりも33s台出たと思います。
ここでまとめ
◎ボールライトニング
○モーゼス
▲トップライセンス
△フジマサアクトレス
△ヒルダ
シナリオとしては粘るモーゼスを外からボールライトニングが差し切るイメージ。もちろん早め抜け出しを図ったモーゼスを捕まえきれずにのパターンもあると思います。スムーズに走ったときのモーゼスの粘りも見るべきものがあると予想しています。
フジマサアクトレスは名前がカッコよろしくないので、人気しないのではないでしょうか？ぜひ馬券に絡んで欲しい１頭です。
基本ボールライトニング以外はどんぐりの背比べのメンツ構成ですし、大外しする可能性もありそうです。
当たりますように！
