阪神JF-メジャーエンブレム - 2015.12.20
2歳G1が終わったタイミンングで阪神JFを分析してみたいと思います。(朝日杯は後日)
下の表にあげたのは阪神競馬場改修後の阪神JFの記録です。(蛇足で+今年の朝日杯FSの記録)
いまだに破られないウオッカの基準タイムが燦然と輝きますが、
それ以外のレースは大体1:34代での決着。
今年の阪神JFもそれに漏れず、1:34代での決着ですが、大きく違うのは上りと内容です。
例年は8番手~12番手の馬の差し切り。
メジャーエンブレムは上り3F35.8で逃げ切り。
メジャーエンブレムの35.8はローブティサージュの35.9に続く遅さ。
それを今年の出走メンバーはまったくとらえられず2馬身差の完勝劇ですから、
他の馬のレベルがいかに低いかわかってもらえると思います。
ローブティサージュの年のように阪神JF上位馬は桜花賞で誰も馬券に絡まないという事が容易に起こるでしょうね。高得点つけているサプルマインド、ルフォール、ラルクやまだデビューしていない馬があたりがまとめてひっくり返す可能性も感じます。
年 | 勝ち馬 | 馬場 | タイム | 上り3F | 2着 |
2015 | リオンディーズ | 良 | 01:34.40 | 33.3 | エアスピネル |
2015 | メジャーエンブレム | 良 | 01:34.50 | 35.8 | ウインファビラス |
2014 | ショウナンアデラ | 良 | 01:34.40 | 34.0 | レッツゴードンキ |
2013 | レッドリヴェール | 良 | 01:33.90 | 34.1 | ハープスター |
2012 | ローブティサージュ | 良 | 01:34.20 | 35.9 | クロフネサプライズ |
2011 | ジョワドヴィーヴル | 良 | 01:34.90 | 34.1 | アイムユアーズ |
2010 | レーヴディソール | 良 | 01:35.70 | 33.9 | ホエールキャプチャ |
2009 | アパパネ | 良 | 01:34.90 | 34.3 | アニメイトバイオ |
2008 | ブエナビスタ | 良 | 01:35.20 | 34.8 | ダノンベルベール |
2007 | トールポピー | 良 | 01:33.80 | 35.2 | レーヴダムール |
2006 | ウオッカ | 良 | 01:33.10(R) | 34.2 | アストンマーチャン |
今回の阪神JFの結果を受けて、メジャーエンブレムに負けた馬は一律で点数を下げておきたいと思います。
たとえ2着のウインファビラスでも桜花賞ではほぼ洋ナシでしょうからね。