【GⅢ】日刊スポーツ賞シンザン記念 - 2016.01.07
年によってレベルがまちまちになるシンザン記念。
去年の勝ち馬グァンチャーレ、皆様覚えていますか?私は覚えていません・・・
それでも、ここ10年の勝ち馬にミッキーアイルやジェンティルドンナ、アドマイヤオーラが名を連ね、2着の欄にはオルフェーヴルやダイワスカーレットの名前もある。出世レースです。
早速出走馬の採点を振り返ります。
アストラエンブレム 70点
当初72点をつけていたのですが、サウジアラビアRCで負けたブレイブスマッシュ、イモータルの体たらくぶりにより、2点引いてしまいました。。。ここが踏ん張りどころ。っていうか未勝利戦で0.7sちぎったブレイブスマッシュに次のレースで逆転を許すとはどういうことか!!?馬体重も減り続けているのが心配です。
ジュエラー 63点
11/29の京都芝1800mを勝っての参戦。メモには「牝馬でこのレースできるなら、この世代で先は明るい」と残っています。ただ、牡馬混合のこのレースで勝ち負けできるかは・・・?? 血統的にはワンカラットの妹ですが、新馬戦を1800mで勝ってきてますので心配ないでしょう。
ショウナンアヴィド 60点
未勝利脱出の1:35.5。3Fも最速でまとめてセンスの良さを感じます。相手は弱すぎましたが、未勝利はそこそこの内容です。多少一本調子の競馬をしてる気がするので、スローに持ち込んで、残り目を探すのが鞍上を任された岩田騎手の仕事でしょう。
ラルク 68点
11/7 京都芝1600mを1:35.4で勝ち上がり。記録には「牝馬か!?こりゃいい。キャンディバローズよりは上だろ」と残っています。同じ日のメインレースのファンタジーSの勝ち馬がキャンディーバローズでした。こちらも逃げて上り最速の34.2s。この日の馬場は33秒台も出てますので、キレッキレてわけではないですが、しっかり追えば33.9くらいの脚は使ったでしょうね。
レインボーライン 62点
牝馬だと思ってました・・・東スポ杯の復習編でこの馬を取り上げるのを怠っていましたね。直線で極限のキレを試されるようなレースは向かないという事でしょう。つづく千両賞では、出走馬中唯一の点数獲得馬として勝ってくれました。ただ、東スポ杯も千両賞も未勝利で獲得した66点にふさわしいレースっぷりではありません。ホントは59点くらいにしたいですが、66点~59点の間で62点で様子見。
ピースマインド 56点
未勝利は上り3F36.9sで6馬身差の大楽勝!よくある周りが弱かったパターンです。この日の馬場は稍重ですが、全体時計としては普通に出てる印象。上りがかかっているレースが多々見受けられます。他のレースでは34.7sなんてのも出てますので、36.9sは遅い部類です。たぶん強くないです。ただ、デビュー戦はリオンディーズの+0.2sで2着。未勝利脱出は稍重。。。自分の見落としがちなステータスがそろっていますので、点数は低いですがピックアップしておきます。
予想編
タイムはミッキーアイルが逃げ切った1:33.8が速いですが、今年は1:34.3~1:35.4くらいの決着でしょう。オルフェーヴルが8番手から追い込んで2着にきてますが脚質的には先行馬が断然有利。差し届いても2着まで。特に今年は、前走で逃げ、先行して結果を出してきた馬で良いの(ショウナンアヴィド、ラルクなど)がいるので、しっかりそちらを狙うのがいでしょうね。
◎アストラエンブレム
差しは届かないと言ったのですが、この馬が差してくるとは限らず・・・ 特に浜中からルメールへの乗り替わりに注目しています。
ゲートが悪いタイプなのでスタートすぐは後ろからでしょうが、ルメールなら直線勝負など賭けず、良い解決方法を探してくれる気がします。
○ラルク
かな~り、手ごたえ良く馬群から抜け出てきて、こりゃ勝ちかと思った瞬間に、アストラの強襲に屈する。
エアスピネルの再現みたいなのを想像してます。
▲ショウナンアヴィド
△ジュエラー
△レインボーライン
ここら辺は点数上位の馬中心です。そのなかでも前走で先行しているショウナンアヴィドを▲にしました。
そこそこのメンツが集まったと思います。このメンツ相手に差し不利の流れを覆して勝利できる馬=名馬の資格があるのはアストラかジュエラーくらいでしょう。それでも可能性はだいぶ低いですね。
先行馬を狙うが吉!