桜花賞 -メジャーEの真の実力は?- - 2016.04.14
遅ればせながらオークスに向けてしっかり桜花賞の反省会。
全体タイム1:33.4、1000m通過59.1s、ジュエラーの上り3Fが33.0s。G1らしいいい数字ですね。ジュエラーやシンハライトの実力に疑いはないでしょう。これで2度目のハナ差で1勝1敗。2頭には74点をつけておきます。
メジャーエンブレムと一緒に先団を形成した馬はもとから実力が足りない馬ばかりですので59.1sで団子で行ったら、後ろに崩れて当たり前。 けっして実力がある馬までが後ろに沈んでいくほどのハイペースではありません。
ただ、解せないのはメジャーエンブレムのクイーンCはこんなもんじゃなかった。57.8sのハイペースを自分で作り上げて、後続を一切寄せ付けない、とんでもない強さ。桜花賞のジュエラーの1馬身か1/2馬身前にメジャーエンブレムがいて当たり前。そんなレースっぷりでした。
しかし、振り返ってみると、もともと私はメジャーエンブレムを全然評価してませんでしたよね。。。
阪神JFの回顧編では、絶対この馬を負かす馬が現れる! 阪神JF組が誰も馬券に絡まないという事が容易に起こる!っと書いていました。 その通りに桜花賞の予想も展開させるべきを、クイーンCの大駆けで予想をくるわされてしまいました。。。反省。
しかし、どちらのメジャーエンブレムが本来の姿なのでしょうか?
恐らくですが、ハイペースで引っ張って周りをつぶすスタミナ勝負に持ち込んだ方が、この馬の持ち味は生きるんだと思います。 あと、桜花賞のVTRを見ていて、スタート直後の口向きが若干左に行っているのかなぁ~っと思いました。過去のタイムを見ても(誤差の範囲かもしれませんが)左回りの方がいいタイプかもしれませんね。
阪神JF時につけた点数は68点。 今回の桜花賞も68点くらいでよいと思います。 70点以上を出したのは率で言うと6回走って1回だけです。
「馬なんて気持ちよく走ったら走っちまうんだ。」
という競馬の師匠の言葉が脳裏をよぎります。 オークスでその再現がないとは言いませんが、クイーンCはホントに上手くいったパターンと位置付けておきたいと思います。
今のところ別路線組で気になる馬はいませんから、