【GⅢ】シンザン記念-ロジクライ&フェアリーS-ビービーバーレル - 2016.01.12
今週も復習しておきます。
年が明け、3歳になった各馬ですが、タイムの比較は変わらず2歳レコードと比較していこうと思います。
シンザン記念
600m通過34.8s 1000m通過58.1 勝ち馬の上り3F35.2 タイム1:34.1(2歳レコード+1.0s)
走破タイムの1:34.1はここ10年では11’のレッドデイヴィス(2着オルフェーヴル)の年に次ぐ3番目の好タイム。
その下のタイムにジェンティルドンナやガルボ、エーシントップがいます。
レッドデイヴィッスの年は33s台も出てますね。オルフェーヴル、マルセリーナののちのG1馬が33s台の脚を使い2,3着に食い込んでます。
ジェンティルドンナは34.7s、ガルボは34.6s、エーシントップが35.7sなので、今年のレースレベルとしては決して低くないです。
そんななか終始内を通したロジクライが勝ったわけですが、外からのジュエラーの追い込みには目を見張るものがありました。私の推したアストラエンブレムも中団からこういう脚で追い込む競馬をしてほしかった。
一見、前残りの競馬ですが3番手を進んだファインニードル、2番手を進んだ1番人気ピースマインドはそれぞれ10着、14着に力尽きていますので、ロジクライ、シゲルノコギリザメ、アストラエンブレムは力があります。
もちろん追い込んだジュエラーも力があります。この中では1番強かったのはこの馬でいいのですが、抜けてるとは思いません。評価に値するのは4着までの馬として、採点を以下のようにしたいと思います。
1着:ロジクライ 61点(初)千両賞では前が詰まって追えてなかったんですね・・・見逃し。
2着:ジュエラー 63点(据え置き)
3着:シゲルノコギリザメ 58点(初) しぶとい!
4着:アストラエンブレム 62点(-8点) やはり直線ヨーイドンの競馬が向いてそう。流れに左右されるタイプ
それにしてもサウジアラビアRC組は全然ダメですね・・・w
シンザン記念の予想はボロボロでした。唯一、1番人気のピースマインドを切っていたことだけ誉めてくださいw
この組の目標がNHKマイルか、皐月賞になるかはわかりませんが、将来性という意味では牡馬はちょっと苦しそう。牝馬のジュエラーは距離が伸ばせれば、いい位置行く気がします。
フェアリーS
600m通過 35.5s 1000m通過 59.6 勝ち馬の上り3F 34.7 タイム1:34.3s(2歳レコード+0.9s)
このタイムは09’に距離が1600mに伸びて以来2番目に良いタイム。
この時期の中山で逃げ、先行馬が34s代の脚を使うのですから、差し、追い込みは洋ナシとなってしまいました。
こちらのレースは流れ一つ、競馬場一つ変われば、まったく別の着順になったと思うだけに、採点はダイワドレッサーにだけ57点を与えて、他は保留としたいと思います。
リセエンヌもアウジアラビアRC組でしたね。。。 こいつは減点せず、東京で見直してみたいです。