どっちが勝つ!?リオンディーズVSフォイヤーヴェルク - 2015.11.19
今週もまたPOG的大物対決。
池江調教師絶賛のフォイヤーベルクVSエピファネイア弟リオンディーズです。
各々ステータスを見比べて、どっちが勝つか、空想膨らませます。
父対決:ディープインパクトVSキングカメハメハ
お互いの競走馬としての成績は置いておいて、父としての成績を。
父ディープインパクトの今のところの最高傑作はジェンティルドンナでしょう。牡馬であげるならディープブリランテ、キズナのダービー馬を筆頭に、トーセンラーやダノンシャークなどがいます。
父キングカメハメハの今のところの最高傑作はロードカナロア。他にもホッコータルマエ、ローズキングダム、そして最近急上昇中のラブリーデイ。忘れてはいけないのが今年のダービー馬ドゥラメンテ。
産駒成績、適距離、ほぼ五分な気がしますがどちらかといえばディープインパクト産駒の方が若い時に活躍してますかね?キングカメハメハ産駒は活躍が遅いような気がします。
2歳のデビュー戦ともなればディープインパクトに軍配があがりそうですね。
自分が採点をつけて強いと思っている今年の2歳馬もプロディガルサン、サトノダイヤモンドなどディープインパクト16頭、ロスカボス、エアスピネルなどキングカメハメハが6頭です。
母対決:ナイトマジックVSシーザリオ
ナイトマジックはこれぞドイツ血統(ドイツ血統の定義とは?参照)という血統。ディアナ賞(独オークス2200m)とバーデン大賞典(2400m)のG1を2勝しています。対するシーザリオも日本オークス(2400m)とアメリカンオークス(2012m)のG1、2勝。勝ち数は五分ですが牡馬混合のG1勝ちがあるナイトマジックの方が内容が上でしょう。ナイトマジックは09年のドイツ年度代表馬を獲得しています。シーザリオが怪我せず現役をつづけたとしても、同期の牡馬がディープインパクトですから牡馬混合GⅠには勝てなかったでしょうね。
POG本対決
フォイヤーベルク:「本当にいい馬。今までもいい馬に乗せてもらってきたけど、この馬は別格だね。」「やばいね。すばらしいよ」「走るのは間違いない」「3冠どころか凱旋門賞まで意識」
リオンディーズ:「スピードタイプかな。走ってくると思う」「力強いキャンターは、大器の片りんを感じさせる。」
POG本対決ではフォイヤーヴェルクが圧倒してますね。
ただここら辺は、POG取材に協力的な池江調教師と、POGが嫌いらしい角居調教師の違いかもしれません。
調教
フォイヤーヴェルク:助手28CW良 87.8 71.4 56.6 42.1 13.4一杯
リオンディーズ:助手15栗坂 52.5 38.6 25.5 13.1 馬也
古馬のGⅠ馬クラスなら全体時計で82s、上りで12s前後を出すのが栗東のCWです。フォイヤーヴェルクの調教時計は全体の時計が87.8sと遅いのに、上りも13.4s。これで脚色いっぱいなら、なかなか厳しいレベルです。
一方リオンディーズの方は全体時計52.5ならけっこういい方。上り13.1sは少々物足りないですが、馬也ならよろしいのではないでしょうか。
手ごたえの評価を信じるならば、調教ではリオンディーズに軍配です。
まとめ
素質のフォイヤーヴェルク、質と(兄の)実績のリオンディーズというようになってきました。
自分の過去の記事も見直すとフォイヤーヴェルクは日本で活躍できるかな?とか書いてます。
ほぼ、調教だけで決めてる感がありますが
新馬戦だけで考えるならリオンディーズの方が有利でしょう。
っというかフォイヤーヴェルクがダメなレベルに思えてきました。
この記事のまとめとしては
フォイヤーベルクVSリオンディーズ、勝つならリオンディーズ!
としたいと思います。
ただ・・・
一緒に走るアドマイヤダイオウが気になります。
アドマイヤダイオウ:ルメールCW重 82.1 66.5 52.1 37.8 12.3 脚色強め
ジョッキーが乗ってますが、上にあげた古馬G1馬級の調教です・・・