POG2017-2018フランケル産駒一覧　 - 2017.03.06

弥生賞が終わったので来年の準備開始！

今年の第一弾はソウルスターリング＆ミスエルテが大活躍している、父フランケル産駒をまとめてご紹介！

馬名	性別	厩舎	母	母父	馬主	生産者
Sasuelaの2015	牝		Sasuela	Dashing Blade		Ecurie des…
エセンテペの2015	牡		エセンテペ	Oratorio		ノーザンファーム
シグナライズ	牝	[栗東]藤原	ワイルドココ	Shirocco	ロードホースクラブ	ケイアイファーム
デインドリームの2015	牡	[栗東]角居	デインドリーム	Lomitas	社台レースホース
ハーフムーンＩＩの2015	牝		ハーフムーンＩＩ	Duke of Marmalade		ケイアイファーム
パーフェクトトリビュートの2015	牡		パーフェクトトリビュート	Dubawi		ケイアイファーム

個別の分析はすることもあるでしょうが、ここでは母と母父がどんな馬だったか紹介しておきたいと思います。

 

Sasuelaの2015

母Sasuelaは2000年ドイツ生産の馬で生涯成績は5戦1勝。取り立てるような競走成績ではありません。

・2番目の仔、ソラベニアはドイツオークス2着、イタリアのＧⅠリディアテシオ賞3着。

・4番目の仔、Seismosはバイエルン賞（Ｇ１）を含む重賞4勝。

・5番目の仔、Samba BrazilはＧ３を1勝っと、なかなかの繁殖成績です。

・本馬は10番目の子供。6番目以降の子供には大したのがいないのが気がかりです。

ちなみに2番仔ソラベニアは日本に輸入されてSasuelaの孫にあたるスヴェレーン(父ハービンジャー)という馬がデビューしています。ですが、デビュー戦1戦のみで引退してしまってますね。子供の良績は2000ｍ以上です。

母父Dashing Bladeはイギリス生産馬でＧ１を3勝。距離は7Ｆ～12Ｆっと守備範囲が広かったようです。

 

 

エセンテペの2015

母エセンテペは2009年アイルランド生産馬。生涯成績22戦3勝でＧ３ 1勝。

子供はこのフランケルの子供が初仔のようです。母は1400ｍ～2000ｍで活躍した馬。

母父OratorioはエクリプスＳ、アイルランドチャンピオンＳなどＧ１　4勝。なかなかつかみどころはないですね。

 

シグナライズ

母ワイルドココは2008年ドイツ生産馬。生涯成績9戦5勝でＧ２ 1勝、Ｇ3 2勝。

日本でもなじみのあるヴェルメイユ賞の2着もあります。その時の勝ち馬はトレヴ。

本馬シグナライズが初仔です。

母父シロッコも日本でなじみのある名前で、ＢＣターフやドイツダービーなどＧ１を4勝。凱旋門賞ではディープインパクトのライバルと目された馬ですね。なかなかの血統なんじゃないでしょうか。

 

デインドリームの2015

母デインドリームは2008年ドイツ生産の11’凱旋門賞馬です。

生涯成績は16戦8勝で、凱旋門賞の他にＫジョージ六世＆ＱエリザベスＳなどＧ１ 5勝。ＪＣで1番人気6着だったのを記憶している方も多そうです。

母父Lomitasも勝ち鞍が2400ｍに集中し、フランケルのスピードと母のスタミナがうまく伝われば、強そうですね。

 

ハーフムーンＩＩの2015

ハーフムーンⅡは2010年アイルランド生産で生涯成績は4戦0勝。

こちらも初仔です。母は未勝利なのでどんなレースを走ったか探れませんでしたが、母父Duke of MarmaladeはＫジョージ六世＆ＱエリザベスＳなどのＧ１を5勝している馬です。

母母は1400ｍのＧ３で3着の成績が残っていますが、母がどんな距離に適性を見せていたかはわかりませんでした。

これもつかみどころがないんですが、弟妹は2年連続でロードカナロアがついてます。スピードを伸ばしてあげているようです。

 

パーフェクトトリビュートの2015

母は2008年イギリス生産の15戦3勝馬。

主な成績にＧ３チャートウェルフィリーズＳの1勝。ちなみにチャートウェルフィリーズＳは7Ｆのレースです。

母父Dobawiはアイルランド生産でおもな勝ち鞍は2005年アイリッシュ2000ギニー、ジャック・ル・マロワ賞。距離は中距離かな？　これも血統的には1枚落ちそうです。

 

 

この６頭の中だとSasuela、シグナライズ、デインドリームがいい感じだと思います。事前情報にもよりますが、中でも

デインドリームはドラフト1位指名クラスではないでしょうか？

今年のソウルスターリング、ミスエルテの活躍からすると牝馬のシグナライズも２，３位で指名される馬かもしれません。人気が予想されるフランケル産駒。あなたはどれを取りに行きますか？