悩みながらの反省会|青葉賞 - 2017.04.29
時計も優秀!勝ちっぷりも文句なし!2着のベストアプローチに2 1/2馬身!
ん?ベストアプローチ?? 3着アドマイヤウイナーに、4着ポポカテペトル???弱い馬ばっかりやん・・・ という事で悩んでます。
数字は素晴らしいけど、そんな弱い馬達でもいい数字で走れた本日の青葉賞・・・ ちょっとアドミラブルのラップも詳細に分析しておこうかなと。
レース全体タイム |
ハロンタイム | 12.5 – 11.2 – 11.8 – 11.8 – 12.4 (1000m)- 12.4 – 12.3 – 12.1 – 11.9 – 11.8 – 11.4 – 12.0 |
上り | 4F 47.1 – 3F 35.2 |
↑がレース全体のラップなら、↓がアドミラブルのラップ(推定)
アドミラブルのタイム |
ハロンタイム | 12.7- 12.0 – 12.1- 12.5 – 12.1 (1000m)- 11.8 – 12.3- 11.6 – 11.9 – 11.2 – 11.4 – 12.0 |
上り | 4F 46.5 – 3F 34.6 |
一時は10馬身以上先頭から離されたアドミラブルが、強引に差を取り返しだすのが、1000m過ぎからです。全体が淡々とした流れで12s台のラップを刻んでる内に先頭へ詰め寄り、コーナーで一息入れてあとは追うだけって内容。
9Rの秩父特別4歳1000万下の1000m通過タイムが青葉賞より0.1sだけ遅い59.8sなんですが、このレースはマイル戦なので、ここから一気にペースが上がって、上り3Fはアドミラブルより0.8sも速い33.8sでフィニッシュします。
アドミラブルの場合、強引に5Fとかの競馬してますから、いかに上り3Fだけで比べちゃダメかってののいい例ですね。
ただ!0.4s差2着のベストアプローチも負けじとアドミラブルが上がっていくときについて行き、直線の脚色、私にはベストアプローチの方が上に見えます。 アドミラブルにのこり1馬身ほどに詰め寄った2:07のあたりでアドミラブルが右によれることで状況は一変。最後は2 1/2まで差が開いてゴールです。この差が開いたことは、もしかしたら、ベストアプローチの脚が上がった可能性も感じるので、よれなくても、勝ったまではいかないと思いますが、着差は1 1/2とか、1馬身とかで終わっていたでしょう。
ちょっと頭を整理するために箇条書きで。
・アドミラブルのスタミナは認める。
・ベストアプローチでも2:24.0で走れる馬場状態。
・ベストアプローチは全然強い馬ではない。
・上り3Fはベストアプローチに分があった。
以上を総合すると、アドミラブルはスタミナがあって、強い馬だけど、後ろからレースするよりは今までのように前で押し切るレースした方がいいと思えてきました。
今日はベストアプローチも外のコース取りで着いてきてくれましたが、本番では内で溜めて、瞬発力勝負に賭けている馬がいると思います。今日の流れを再現してしまうと、最後ロスなく進めた馬に軍配が上がるんじゃないかと思います。本番は18頭だてでしょうし、今日よりももっと外回ることになるでしょう。
今日のペースでも、馬群のイン中団で脚をためることは比較的簡単。インで脚ためた馬は、少なくとも上り3Fでベストアプローチより0.3sとか0.6sは速い上がり使ってくる馬です。ベストアプローチは今までそういう馬に負けてきたから賞金が十分でないわけですからね。